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こんにちは。ベーシックの川鍋です。
前回ブログを更新してから2ヵ月以上が経ってしまいました。。

今回はこの約3ヵ月の間で無料アプリのマネタイズ方法が大きく変わってきているので投稿したいと思います。結論から言うと、タイトルにもある通り、バナー型広告だけで広告収益を稼ぐ時代はもう終わったんじゃないかと感じています。

というのもバナー型広告が決して悪いわけではなくて、それ以外のマネタイズ方法がかなり増えてきていますので、「折角手段があるんだからもっといろいろな広告を使って稼ごうよ」という訳です。
実際に弊社のカジュアルゲーム「アプたま」では広告収益全体のうち、バナー型広告が占める割合が50%以下にまでなってきました。

※アプたま・・㈱ベーシックが開発・運営するカジュアルゲームブランドです。webサイトはこちら⇒http://apptama.mobi/

■アプたまアプリの広告種別収益割合の推移


※グラフは「マッチに火をつけろ(Android版)」での実績です。

ちなみに現在、弊社では大きく以下の4つの広告種別に分けてマネタイズを考えています。

①バナー型広告・・従来の320×50のバナー型広告。(nend,Adlantis,AMoAd,InMobi,admob,iAdなど) ※SSPを使って最適化。

②CPI広告 ・・・・「おすすめアプリ」「おすすめゲーム」などの素材/メニューを設置し、広告アプリがインストールされたら報酬を受け取れるアフィリエイト型広告(GAMEFEAT,adcrops,SMAAD,appC,ZOONなど)。※OS毎に2つずつ設置。

③アイコン広告・・バナーではなくアイコンを表示してクリック毎に報酬を受け取れる広告(アスタなど)。

④全面広告・・・・インタースティシャル型、ポップアップ型とも。アプリを開いた時やゲーム終了時にポップアップで表示(BEAD,ShotAppなど)。

 

上記のグラフを見ると一目瞭然ですが、
去年まではバナー型広告のみで収益の80~90%以上を稼いでいましたが、2013年に入ってからはその比率は一気に下がり3月には50%をきるまでになってきました
※10月、11月時点ではバナー広告の他、一部のCPI広告のみを実装していましたが、12月後半からGAMEFEAT(CPI)、アスタ(アイコン)、BEAD(全面広告)を、1月後半からShotApp(全面広告)を実装しています。

ちなみに、広告を幾つも実装するとそれぞれのCTRが下がってしまうのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際に私も懸念をしておりましたが、弊社の事例ではバナー以外の広告を追加実装しても、バナー広告のCTRにはほとんど影響はありませんでした。
つまりバナー以外の広告をそれぞれ実装することで広告収益を最大化できていると考えています。
※今回は収益額を公表しませんが、リリースから約半年ほど経った「マッチに火をつけろ」でも月の収益額は増加しています。

特にCPI広告の伸びが顕著で、全体の25%、バナー広告と比較してもその半分以上を稼ぐようになってきました。また、アイコン型広告も堅調に伸びています。

 

前回の記事でも触れましたが、広告主の出稿額の予算配分がバナー広告から少しずつCPI広告やアイコン広告、全面広告へ移ってきているのではないかなと思います。

 

■各広告の実装方法

実際にどのようにそれぞれの広告を実装しているのか、弊社の実装方法をご紹介させて頂きます。

現在、バナー広告はゲーム画面中も常に表示をしていますが、その他のCPI、アイコン、全画面についてはタイトル画面とゲーム終了画面にのみ表示しています。

また各広告を実装する上でポイントと考えているのは以下の4つです。

1.タイトル画面とゲーム終了画面の両方に広告を実装する

⇒特にゲーム終了画面は広告収益を稼ぐ上で最も重要な面です。

2.CPI広告はできるだけコンテンツの一部のような見せ方をする

⇒「おすすめアプリ」や「おすすめゲーム」など、できる限りゲームのコンテンツに合わせた素材を設置します。

3.それぞれの広告の距離を少し開ける

⇒これは広告ばっかり表示されているという印象をあまりユーザーに与えたくないので、バナーとアイコンは少し距離をおいて表示しています。

4.全面広告は出し過ぎない

ポップアップ広告を出しすぎるとユーザーレビューが荒れてしまうので弊社の場合5回に1回程度の頻度で表示しています。

やっている事といえば、こんなところです。

CPI広告はゲームアプリであればGAMEFEATが圧倒的に報酬単価が高いのでお薦めですし、ゲーム以外のアプリであればadcropsappCなどが在庫が豊富なのでおすすめです。

アイコン型広告は小スペースに設置できるのが最大の魅力ですし、広告在庫がもっと増えてくれば今後より収益化できそうな気がします。
ちなみに最近アイコン型広告のメニューが増えてきたので一元管理できるツールなどあると嬉しいですね。
※現在弊社で実装しているアスタさんはこちら

全面広告はそれほどimpがでません(出してません)が、CPC単価は比較的よいです。

 

ちなみに以前、1DL当たりの広告収益について書いた事がありましたが、3月にリリースした【ハコでポン!(iOS)】も初月で1DLあたり10円を超え、比較的好調です。

最後に、上記の内容を3月に明星大学で行われたABC 2013 Springでも少しお話しましたのでその時の資料を公開させて頂きます。

※一部修正、追加しています。